白血病をやっつけてめっちゃ元気に生きてるおっさんブログ

骨髄性白血病(CML)、急性転化、皮膚浸潤、同種造血幹細胞移植について

移植について考える

同種造血幹細胞移植について考える

以前の病院でHLA検査をした。
HLAとは白血球の型のことだ。
HLAとは? | 造血幹細胞移植情報サービス

万が一、移植が必要になる場合には、兄弟姉妹など血縁者が提供者になり得る場合があり、僕の場合は姉であった。
本当にありがたいことに、姉は喜んでHLA検査を引き受けてくれた。

その結果がようやく返ってきたとのことで移植コーディネーターさんと家族で打ち合わせをすることになった。

結果はなんと、奇跡のフルマッチ\(^o^)/

HLAとは何か?ということは上のリンクを参考にして頂ければと思うが、 同じ父母から生まれているにも関わらず全てが完全に合う確率は25%なのだ。
どんなに兄弟姉妹が多くてもこの項目はマッチしているがこの項目はしていないという場合が多いらしい。
それが姉弟の2人だけなのにフルマッチ。
白血球レベルで言えばほとんど同じ人間なんだな、兄弟姉妹ってのは凄いんだなと嬉しく思った。

これがドナーバンクから適合する人を探すとなると確率が一気に下がってしまう。
しかも僕たちは特殊な非常に珍しいタイプの白血球だったらしくドナーさんの候補は4人くらいにまで絞られた。
とはいえ、その人たちがokしてくれなきゃ臍帯血移植しか手はないのだ。

それがフルマッチ、奇跡が起きた。
このままいつ再発するかもわからん不安を取るか?
移植という未体験のゾーンに向かうか。
しかし答えなどすぐに出ない。移植は様々なリスクを伴うのだ。