白血病をやっつけてめっちゃ元気に生きてるおっさんブログ

骨髄性白血病(CML)、急性転化、皮膚浸潤、同種造血幹細胞移植について

「いつもどおり」が奇跡であるということ!!

喉の痛みが減っていく。

昨日は白血球が190を超え、好中球も45%
なんとなく良い感じに向かっているのがわかる。 「この調子ならあと2日もあれば勝利のコカ・コーラが飲めるな」

そう確信した日であった。
一日中、うがい薬を片手に暇さえあればつばを吐く。
とにかく喉を守るため、それだけだ。
また、白血球が上がり始めるとなんとなく胸がムカついてきて、吐きそうな感覚に陥ることがある。
HLA抗体が一緒だからとはいえ、一応は他人の細胞が増えてきているため少なからず身体の中で喧嘩が生じているのだろうか?
しかし、それも「どんどん健康になっていっているんだ、ありがとう」と感じることが出来る。

久しぶりの超熟睡

人間、辿り着くべきゴールが見えてくると一気に力が湧き上がるものだ。
最後のひと踏ん張り、たっぷりの睡眠である。
たっぷりと寝ることが身体を正常にしてくれる一番の近道ではあるが、この10日間まともに眠れなかった。
しかし昨夜は定期的につばを吐くため起きるものの、深い眠りを何セットか行うことが出来た。
そして、起きる度にあれだけ口から出ていた血が痰のような液体に変化してきている!!
「よし、もうすぐだ!もう少し白血球が増えれば喉の痛みや口内炎とも戦える」

勇気を出してウィダーinゼリー

いつものようにヘンテコな夢に笑わされながら気がつけば8:30を過ぎている。
うがい薬でとにかく常に口を清潔にし、試しに唾を飲み込んで見る……

\(^o^)/まだちょっと違和感はあるものの喉が痛くなーい!!!

これはもしかして…とウィダーinゼリーを口にしてみる。
ゆっく〜り、ちょびっとずつ。
ゴクン……

最強にうますぎる!!!!!

ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
「いつもどおり」「当たり前」がどれほどの奇跡なのかを改めて感じる。

  • 当たり前のように呼吸が出来ること
  • 当たり前のように歩けること
  • 当たり前のように味わえること
  • 当たり前のように過ごすこと
  • ありのままでいられること

すでにたくさんの奇跡の中にいるのにね。
その奇跡に感謝もせずに、それ以上何を求めるというのだ。

またまた奇跡が起きた

お昼を少し回った頃、担当の先生が来て下さった。
いかがですか?の質問に「やっと口から摂取できました、錠剤も飲めました」と伝えると素晴らしいニュースを頂くことが出来た。
「今日で白血球が500〜600程にまで上がりましたよ(^^)」
昨日の3倍近くも跳ね上がったのである。
移植から生着までの長い期間を様々な症状で苦しむ方も多い中、本当に「有り難し」ことが起きている。

本当にありがとうございます。