白血病をやっつけてめっちゃ元気に生きてるおっさんブログ

骨髄性白血病(CML)、急性転化、皮膚浸潤、同種造血幹細胞移植について

白血病が治せる病院を探す!!転院へ

足の腫れを抑えられるか??

本来であれば今日が退院予定だったのだが、しばらくの入院が必要となってしまった。

これまでスプリセルを一日100mg摂取していたが、浸潤が出来てしまった以上、これを小さく出来ないかということで140mgに変更することになる。
また、この大きく腫れ上がった浸潤がひどいので週明け月曜から、抗ガン剤も用いた多剤併用療法で叩いていくといったプランを出された。
* まずはこの腫瘍をどうにか小さくすること。
* うまく行けば慢性期に持っていけるかも知れない。
* どちらにせよ、移植をしないと余命は短い。

ということをド直球に言われたのである。
今更何を言われても驚かなくなっていたのと、いつもの「どうにかなるっしょ」精神でそのまま受け止めたのだが、なぜか子供の頃から
抗ガン剤という名称に妙な恐れがあった僕にはそれが堪えた。

抗ガン剤治療は回避、転院へ!

翌日6/15金曜日、担当医師から「移植が行える病院を2件紹介できそうなので、週明けの抗ガン剤治療はひとまず中止しますね!スプリセルも量を増やしたから様子を見ましょう」と言われる。
もともとこの病院では移植は出来ないことは聞かされていたし、すぐに退院して一生薬を服用それば良いと決め込んでいたものだから、まさか移植が必要な状態にまでなってしまったのか…と頭の中は空っぽに近い状態だった。

「1つはうちの提携病院ですが栃木県なので遠いです。」
過去に同じように浸潤からの急性転化で移植をされた方が1人だけいるということ、
その方は今も元気に過ごされているそうだが、その1件だけである。
そんなに珍しいタイプの症状なのかと思い知ることになる。

「もう1つは国立がんセンターです。」
こちらは有名な病院なのでいつ入れるかはわからないが、症状を伝え、入院可能時期の回答待ち。
また都内なので家族も来やすいが、僕と同じ症状の人は過去にいない。
あとホントに時間がないんだっていうのなら何ヶ月も待っていられない!!

巻き起こる全てが初めての状況の中で、どちらの選択肢も決定打に掛ける。
僕は「どうせなら東京のがんセンターの方が良いよなぁ。その方が家族が来やすいし」と考え、がんセンターに行くほうが良いです。と伝えた。
自分でも良くわからなくなっていた時である。

治せる病院はどこにある??

結婚10年目の素晴らしい年にも関わらず、厄介なことが降りかかり、
幼い2人の子供もいる中で半ば怒りにも近い表情で旦那を治せる病院を探しまくってくれた妻。
四六時中色々なサイトやブログを見ては「私がほしいのはこんな情報じゃない!」とネット中を駆け巡り、ようやく辿り着いたのが国内でトップクラスの白血病治療・移植実績を誇る病院で治療を続ける方のブログだ。

www.oceanbridge.jp

今の私がこうしてブログを書けているのはこの妻ありきなのである。
すぐさま担当医師にこの病院への転院を申し込み、紹介状を書いてもらう。
そして、翌週に転院が叶うことになるのであった。