白血病をやっつけてめっちゃ元気に生きてるおっさんブログ

骨髄性白血病(CML)、急性転化、皮膚浸潤、同種造血幹細胞移植について

首にカテーテル、突っ張ってイテーテル

連休明けの一大イベント、中心静脈カテーテル(CVC)

今回、移植を行うに当たって抗ガン剤投与のために必要な処置がある。
中心静脈カテーテル(ちゅうしんじょうみゃくかてーてる):[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]だ!!
「CVを入れる」とかCVCって言うらしい。

超シンプルに言うと、細い管を静脈を通して心臓の手前まで入れること。
これを行うことで抗ガン剤など投与困難な薬を安全・簡単に投与することが出来るというわけだ。

カテーテルは以前の病院でも腕に入れたことがあるので一応処置の流れは把握している。
※しかもその時は麻酔なし!ヒー!!ピリ辛でした。
把握しているつもり…なのだが、今回は首である('_')

この3連休で一旦帰宅しリフレッシュ出来たとはいえ、戻った初日にこれが待ち受けているのだと思うと、だんだんと顔色もグレーになるというものである。

14時頃に病院に戻り、15時からカテーテルの処置が始まる。
TVをつけると「貴乃花、親方やめるってよ」の速報が入った。
俺の処置もやめにしてくれねぇかなぁ…とか考えていたら、15時ジャストに先生登場。もう逃げられないのである。

処置がスタート

普通に病室の自分のベッドで行われる。いちいち手術室だとか処置室への移動をすることもなくスナック感覚で処置を行うこの病院の余裕さが有り難い。

初めにエコーを使って静脈の位置を確認している様子。
その後は消毒を充分に行い、医師がエコーを見ながら静脈へとゆっくりカテーテルを入れて行く作業のようだ。

僕にはガッツリと布が掛けられているためどのような処置を行っているのかは見えないが、首からスルスルと細い管が入れられてるのは感覚でわかる。
今回は麻酔がされているため、ほぼ無痛に近い処置で問題なく終わる。
カテーテル

先生曰く、男性は女性に比べ痛みに弱いらしく、この処置を行っている時に痛みを感じる方もいらっしゃるようだが、それは多分謙遜ではないかと思う。
そのくらい無痛&スピーディで気楽な処置であった。

レントゲンで確認

処置が終わると、無事にカテーテルが入っているかどうかのレントゲンチェックを行う。
これも病室でそのまま行えるのだが上半身裸の状態で背中に撮影のための冷たい板を当てられる。
「ひー!!冷たいっ!!!」

問題なくカテーテルが入っているのを確認して完了!!
最後のチェックが一番ヒヤッとしたのであった。

首の皮が突っ張り、違和感があるため唾を飲み込んだり水を飲むのにもまだ慣れない。
明日はまたまたマルクが待っているんだってさ〜。