白血病をやっつけてめっちゃ元気に生きてるおっさんブログ

骨髄性白血病(CML)、急性転化、皮膚浸潤、同種造血幹細胞移植について

最大の難所かも!メトトレキサート

恐怖のメトトレキサー

移植の翌日、今度はメトトレキセートという何回復唱しても覚えられない名前の薬を投与する。
移植の翌日、3、6日目の3回使用する薬である。
メソトレキセートとかMTXという。
一応抗ガン剤なのだが、ここでは免疫抑制剤の意味合いで使用するらしい。
僕の場合は全身放射線治療とまでは行かなかったのだがこのメトトレキセートは避けて通れない物なのである。

ひたすら氷をガリガリ

この治療には強いのどの痛みや口内炎の合併症が出やすい。
そのため口や喉の血管を収縮させる「クライオセラピー」と言う超アナログな方法で少しでもそれらを緩和する必要がある。
首にはアイスノンを巻き、口には氷を含みひたすら口腔内や喉の血管を冷やす。
氷だけを頬張る習慣のない僕には点滴開始前から終了後10分間、トータル50分も氷を舐め続けなければならないのは結構キツイものがあった。
静かな部屋の中にガーリガーリというサウンドが鳴り響く…。

初日はそれでも意外と早くに終わった気がする。

2回目の投与で何かが変わる(悪い意味で)Σ(゚∀゚ノ)ノ

2回目の投与は移植から3日目の10/7(日)
あれだけ充分に冷やしながら行ったメトトレキサートであったが、さっそく喉の奥の激しい痛み、唇のしびれや、舌のヒリヒリ感が起こり始める。
抗ガン剤の影響でただでさえ味がしないというのに今度は食事そのものが難しくなってくる。
白血球がゼロなもんだから自然治癒能力もなく、ただただ悲しみでしか無い。

改めて強力な薬なのだだというのを感じる。 これが3日後にラスト一回行われるのだが、果たして耐えきれるのだろうか…